Visual Studio Code(以下VS Code)のWebブラウザ版『VS Code for the Web』のサービスが開始されたとのことで、試しに使ってみました。
『VS Code for the Web』はPCへのインストールが不要で、Webブラウザからアクセスするだけで、使用が可能です。
先に今回わかったことを書いておくと次の通りです。
- 日本語は現状非対応
- 非対応の拡張機能が結構ある
- PC上のローカルディスクのファイルも編集可能
- ターミナル(端末)機能は使用不可
\未経験でも”AI”を基礎から学べる Python特化型プログラミングスクール/
VS Code for the Webを開く
次のボタンから『VS Code for the Web』にアクセスすることができます。
Google Chrome、Microsoft Edgeで開けることを確認しました。
アクセスすると次の画面が開きます。通常のインストール版VS Codeとほとんど遜色のない画面です。
日本語は非対応
通常のVS Codeと同様に[EXTENSIONS]から拡張機能を検索、インストールすることが可能ですが、日本語化パックは現状Web版では非対応のようです。
Python関連の拡張機能
今回はPythonの動作確認として使ってみます。関連の拡張機能を検索してみました。
『Python』、『Python Extension Pack』についてはインストールすることができました。
『Python for VSCode』は現状Web版では非対応のようです。
エディタ
エディタとしては、簡単に使った感じだと通常のVS Codeと比べても違和感はありません。
PCのローカルディスク上のフォルダを開いて編集することも可能です。
ターミナル機能は使用不可
ターミナル(端末)を開くことはできましたが、現状Web版では使用することができないようです。
そのため、Pythonのプログラムを実行する場合は、自身のPC環境で行うことになります。
まとめ
今回は手始めにPythonのエディタとして使用してみたのですが、実運用するにはまだ早いかなといった感想です。
2021年10月20日リリースされたばかりのため、まだまだ制限されている機能は多いですが、今後のプログラム開発環境のクラウド化への先駆けとなるのではないでしょうか。
将来性に期待しています。今後の更新が楽しみです。
インストール版を使う場合
Visual Studio Codeをインストールして使う場合は次の記事でインストール方法と簡単な使い方を解説しています。
コメント