【初心者向け】Pythonで画像を表示【OpenCV】

プログラミング入門として、Pythonで任意の画像を表示するプログラムを作成します。
作業時間は15分程度です。

目次

環境について

今回の解説は、PCにPython3、OpenCVをインストールした環境で行います。
また、Pythonの開発環境として、Visual Studio Code(VS Code)をおすすめしています。
まだインストールしていない場合は、次の記事を参考にしてください。

Windowsの場合

Pythonをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
【Windows】Pythonのインストール手順 Windows11にPython(パイソン)をインストールする手順を解説します。 作業時間は15分程度です。 【インストール環境】 参考までに今回インストールした環境は次の通りで...

OpenCVをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
【Python】WindowsにOpenCVをインストール WindowsにPython用のOpenCV(オープンシーブイ)をインストールする手順を解説しますOpenCVは画像処理に関する様々な機能をまとめたパッケージです。作業時間は5分程度で...

VS Codeをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
WindowsにVisual Studio Code(日本語)をインストールする手順【Python設定】 WindowsにVisual Studio Code(VS Code)をインストールする手順と、プログラミング言語『Python』の設定までを解説します。作業時間は30分程度です。 VS Codeはプログラ...

Ubuntu(Linux)の場合

学習用にLinux環境でプログラミングしたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
UbuntuはあらかじめPythonがインストールされています。

あわせて読みたい
【初心者向け】Windows上でLinuxをインストールして使う方法【仮想マシンVirtualBox】 Windows上でVirtualBoxを使ってLinuxを動作させる手順について解説します。 次の動画は実際にWindows上でVirtualBoxを使ってLinuxを動かしている様子です。フルスクリー...

OpenCVをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
【Python】LinuxにOpenCVをインストール【Ubuntu 20.04.1 LTS】 UbuntuにPython用のOpenCV(オープンシーブイ)をインストールする手順を解説しますOpenCVは画像処理に関する様々な機能をまとめたパッケージです。作業時間は5分程度です...

VS Codeをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
UbuntuにVisual Studio Code(日本語)をインストールする手順【Ubuntu 20.04.1 LTS】 今回はUbuntu 20.04.1 LTSにVisual Studio Codeをインストールする手順と、Pythonの開発環境の導入、プログラミング、実行方法までを解説します。 作業時間は10分程度で...

Raspberry Pi OSの場合

Raspberry Pi上でプログラミングしたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
Raspberry Pi OSはあらかじめPythonがインストールされています。

あわせて読みたい
【初心者向け】Raspberry PiのOSインストール手順【Raspberry Pi 4 Model B】 Raspberry Piを購入してから実際に使うまでの手順を解説していきます。作業時間は1~2時間程度です。 Raspberry Pi(ラズベリーパイ、ラズパイ)は、手のひらに収まるサイ...

OpenCVをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
【Python】Raspberry Pi OSにOpenCVをインストール Raspberry Pi OSにPython用のOpenCV(オープンシーブイ)をインストールする手順を解説しますOpenCVは画像処理に関する様々な機能をまとめたパッケージです。作業時間は10...

VS Codeをまだインストールしていない方はこちらから

あわせて読みたい
Raspberry Pi OSにVisual Studio Code(日本語)をインストールする手順【Python設定】 Raspberry Pi OSは、プログラミング用の高機能なエディタとして、Visual Studio Code(VS Code)をインストールすることができます。 VS Codeは無償で利用することができ...

表示する画像の準備

表示する画像を用意しましょう。
OpenCVで使用できる画像のファイル形式は次の通りです。

jpg, jpeg, jpe, jp2, png, webp, bmp, pbm, pgm, ppm,
pxm, pnm, sr, ras, tiff, tif, exr, hdr, pic, dib

よくわからない場合は、次のサンプル画像を使ってください。
以下のボタンからダウンロードしてください。

プログラミング

プログラムを作成します。
今回のプログラムのファイル名は『OpenCV_test.py』としました。
プログラムファイルと同じ階層に用意した画像を保存してください。

VS Codeを使う場合は、画面左側のエクスプローラに画像ファイルをドラッグアンドドロップして追加することもできます。

続いてプログラムを次のように入力してください。

import cv2

img = cv2.imread("gohan.png")

cv2.imshow("GOHAN", img)
cv2.waitKey(0)

“gohan.png”の箇所は用意した画像ファイルの名前を入力してください。

これでプログラムは完成なので実行してみましょう。
VS Codeを使っている場合は画面右上の実行ボタンから実行できます。

次のような画面が表示されたら成功です。
キーボードのいずれかのキーを押すと画面は閉じます。
上手くいかない場合は、プログラムをよく見直してみましょう。

importの行に次のような警告が表示された場合は、実行できません。

次の記事を参考に設定を変更してください。

あわせて読みたい
【VisualStudioCode】importの警告の対処法【Python】 VS Codeを使用していて、importの記述で次のような警告が出た場合の対処法をご紹介します。 " " is not accessed Pylance Import " " could not be...

解説

プログラムの解説をします。

まずは最初の行です。

import cv2

今回、画像の表示にOpenCV(cv2)のライブラリを使用します。
ライブラリとは、プログラムの作成に便利な機能をまとめたファイルのことです。
ここでは画像ファイルを扱う準備としてOpenCV(cv2)をインポートしています。
OpenCVを使う場合は、必ずこの一行を入れるようにしましょう。

続いての行です。

img = cv2.imread("gohan.png")

ここではOpenCV(cv2)の[imread]という機能を使って、画像ファイル(ここではgohan.png)を読み込んでいます。
このようにOpenCV(cv2)の機能を使いたいときに『cv2.(使いたい機能)』のように記述します。
読み込んだ画像は[img]と名付けたデータの入れ物に保存しています。
Pythonをはじめとする多くのプログラミング言語で『 = (イコール)』は、『=』の右側のものを『=』の左側に代入する際に使用します。

続いての行です。

cv2.imshow("GOHAN", img)

ここでは画像を読み込んだ[img]を表示しています。
画像を表示するには、OpenCV(cv2)の[imshow]という機能を使います。
[imshow]は『imshow(ウィンドウの名前, 画像)』のように使用します。
今回はウィンドウの名前に”GOHAN”と入力したので、次のように表示されたはずです。

最後の行です。

cv2.waitKey(0)

[waitKey]はキーボードが押されるまで待機する機能です。
この記述をしないと、プログラムが終了してしまうので、[imshow]で表示した画像が一瞬しか表示されません。
[waitKey(0)]の( )の中には待機する時間をミリ秒単位で指定できます。
試しに『cv2.waitKey(5000)』のように変更して実行してみましょう。
画像が5000ミリ秒(5秒)表示されたあと、ウィンドウが閉じます。
[waitKey(0)]のように0を指定した場合は0秒待機するという意味ではなく、無限に待ち続けるという意味になります。

用語

[imread]、[imshow]、[waitKey]のような機能のことを『メソッド』と呼びます。
[img]のようなデータの入れ物を『変数』と呼びます。

なにか作ってみる

次の記事では実際にPythonを使って人気バラエティ番組『相席食堂』のちょっと待てボタンを簡易的に作成・解説しています。

あわせて読みたい
【Python入門】相席食堂のアレを作る【プログラミング初心者向け】 Pythonプログラミング入門として、人気バラエティ番組『相席食堂』のちょっと待てボタンを簡易的に作成・解説してみます。 完成イメージは次の通りで、画像をマウスでク...

初心者の方には難しそうに見えるかもしれませんが、ひとつひとつの要素はとても単純です。
たった11行のプログラムを理解するだけで、下記のプログラミングスキルの基礎要素を身につけることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • データの入れ物『変数』の使い方
  • 条件によって処理を判断させる『if文』の使い方
  • 処理をまとめて呼び出す『関数』の使い方
  • 画像処理で使われる『OpenCV』で画像を表示する方法
  • 『playsound』で音声を再生する方法
  • マウス操作に応じた処理方法

Pythonの魅力

Pythonは世界的にも人気の高いプログラミング言語のひとつです。

汎用性が高く、データ分析やWebアプリの開発等、幅広い分野で使用されているほか、日本の市場で今後も拡大することが予想されるAI(機械学習、ディープラーニング)技術との親和性も高く、Pythonを扱えるエンジニアの需要は伸びていくことが予想されます。

そのため開発言語として採用する企業も増えています。
市場動向調査では、Pythonエンジニアの求人倍率は約53倍と非常に高く、慢性的に人材が不足している状況です。

 参考: レバテック『2021年12月のITエンジニア・クリエイター正社員転職/フリーランス市場動向

また、プログラミング言語別の年収調査ではPythonは3位と高い水準にあり、中央値で575万円、最大提示年収で1,499万円と、日本人の年収の中央値397万円を大きく上回りました。

 参考: BIZREACH『プログラミング言語別年収中央値を発表、求人検索エンジン「スタンバイ」調べ
 参考: 時事ドットコム『【2022年最新】日本の「平均年収」「年収中央値」を調査

このように、Pythonは将来性の高いプログラミング言語と言えるでしょう。
就職、転職、副業を目指す上で、身につけておきたいスキルです。

Pythonの学習難易度は他のプログラミング言語と比べると比較的低いとされています。

独学で習得することも可能ですが、近年はオンラインスクールを利用して短期間で集中して実務レベルまで習熟させるという方も増えています。

プログラミングのオンラインスクールを活用する場合は、現役のエンジニアが講師となるスクールが優位でしょう。開発現場で通用する質の高い実務ノウハウを学ぶことができます。

また、オンラインスクールであれば全国どこからでも受講できるため、わざわざ都会へ出たり交通費をかけることなく、ライフスタイルに合わせて効率的にスキルを身につけることができることが魅力です。

ITエンジニアとして働き高い収入を得るための先行投資として、オンラインスクールは一つの選択肢となり得るでしょう。
無料体験できるオンラインスクールもあるため、独学でも習得できそうか、短期集中で学んだ方がいいのか、ご自身の力量を見極めてみるのもいいのではないでしょうか。

テックアカデミー無料体験


こちらの記事ではオンラインスクールを受講する価値はあるのかについて解説しています。あわせてどうぞ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次